丸の内ビルディング

ハイドロテクトタイル建築作品集

1923年の竣工から一世紀に迫ろうという年月を、東京のランドマークとして人々に親しまれてきた丸ビルが、建て替えられ、ついにオープンした。外観を見上げると、時流のガラスやアルミといった素材も使われているが、むしろタイルが建物のコンセプトを主張しているように見受けられる。次の一世紀を見据えた日本を代表する建物が、タイルという外装材に何を期待し、どんなコラボレーションを行ったのか。新生丸ビルの設計に携わった三菱地所設計の宮地氏に聞いてみた。

設計者様の声
■取材協力 株式会社 三菱地所設計
丸の内設計部 宮部弘毅 氏
■所在地: 東京都千代田区丸の内二丁目
■主要用途: 事務所、店舗、ホール、駐車場
■建築主: 三菱地所株式会社
■設計: 株式会社三菱地所設計
■施工: 丸ビル建築工事共同企業体他
■材質: 陶器質無釉
■サイズ: 340×97角
■シリーズ名: 特注品







深みのある表情を描く理想の外装壁が完成。 その実現には、設計者とTOTOとのコラボレーションがあった。

タイルは百貨店やスーパーの店頭に並ぶ商品とは異なり、マス・マーケティングが行えない製品です。市場でどんなテクスチュアやカラーのニーズが高いのか。そしてタイルの専門家として長年培ってきた技術やノウハウをどうすれば活かせるのか。それを推し量る術は、お客さまとダイレクトにコラボレーションしていく以外にありません。そのため私たちTOTOは、お客さまの希望する特注品の対応に、とくに力を傾注してきました。

 

ハイドロテクトタイル採用にあたって