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ハイドロテクトタイル採用にあたって
「背後にそびえる愛宕山は、自然のもの。もちろん、緑も人工的に植栽されたものではなく、芽をふき、実がなり、種が落ち、そして新しい芽が出るという長年の自然の営みがつくり上げています。だからその貴重な自然を継承していきたいと考えて、緑化に取り組んでいるのです」。MORIタワーとフォレストタワーも、その自然の営みと共生するために役に立つと清水氏。「建物を上に積んでいくと、低層部には大きな空間が広がります。大地がしっかりと顔をのぞかせるスペースです。それは緑を増やせる空間でもあります」。といっても、人工的な緑は使わないという。自然をそのまま残すために、目に見えない努力を重ねているそうです。たとえば、建築工事の段階で、作業に支障のあるに木は、小さな苗木から、大きな木までできるかぎり切り捨てずに、一度採取して別の土地で育成し、それをふたたび元の場所に戻しているのです。「バルコニーや屋上の緑化も行っています。私たちの緑化事業とハイドロテクトのNox/Sox削減効果とが相まって、地域に、人に、そして自然に、快適で豊かな環境を提供できたら。そんな素敵なことはありませんね」。
表現を考えて、しっかりと設計していけば、タイルが内包するよさは、2倍にも3倍にもなるのですね。それを改めて認識させられました。タイルが建物と街の景観に調和を与え、自然との共生、人々の健やかな暮らしを支える。建築家のみなさまとのコラボレーションの先には、そんな理想的なタイルの姿が見え隠れしているようです。
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